近年大きく発展してきたデジタルゲームは、文化産業、軍事産業、コンピュータによる生の管理、そしてプラットフォーム資本主義と深く結びついている。本講義では、このようなゲームを批判的に捉えてきたゲームスタディーズの理論的展開を軸に、現代ゲーム文化を考察・検討する。
Course Information
Module: Focus 1 – Foundations
CATS Requirements: BA 2nd year or above
Day/Period: Tue/5
Location: Lec. 6
Credits: 2
1.批判とは何か:フランクフルト学派を背景に
2.遊び論I
3.遊び論II
4.マーケティングサーキット & 帝国
5.表現力
6.影響力・青少年保護
7.表象: レースとジェンダー
8.ゲーミフィケーション
9.カジュアルゲーム
10.プラットフォーム
11.メタゲーミング
12.オープンワールド
13.遊びの再検討
14. 総合討論
15. リフレクション
Course Goals
デジタルゲームを批判的に捉える意義を理解し、各理論を自信でゲームやデジタルメディアに適用しながら、現代のメディア環境を考察できるようになる。
Course Schedule and Evaluation
For a detailed course schedule, please visit KULASIS.
成績評点は6段階。
討論への積極的な参加(30%)、レポート(1回、70%)により評価する。
レポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。